チェルシーMFセスク・ファブレガスは、これまでアーセナルやバルセロナでプレーし、スペイン代表としても活躍してきた。その中で影響を受けた人物として、複数の指揮官と選手の名前を挙げている。

　バルセロナの下部組織で育ち、16歳でアーセナルへと渡ったセスク。その後バルセロナに一度復帰し、2014年にチェルシーへ移籍した。

　そのセスクは、『Football Daily』でこれまで指導を受けた中で最高の監督は誰かと聞かれ、こう答えている。そこにバルセロナ時代の監督だったジョゼップ・グアルディオラ監督(現バイエルン)やヘラルド・マルティーノ監督(現アルゼンチン代表)の名前はなかった。

「アーセン・ベンゲルとジョゼ・モウリーニョだ」

「ベンゲルは僕が16歳のときに、何ができるかを証明するチャンスをくれた。モウリーニョは難しい時期を過ごした後の僕に、もう一度自信を与えてくれたんだ」

　中盤の選手について問われた際にも、バルセロナMFアンドレス・イニエスタやアル・サッドMFシャビ・エルナンデスではなく、アーセナルMFマテュー・フラミニを選んでいる。

「フラミニだね。彼とは2年間一緒にプレーした。フィジカルの能力がすごく高くて、ピッチ全体を彼が一人でカバーしていたんだ」

「イニエスタやシャビの名前も挙げられる。彼らは見るには素晴らしいけど、現実的なサッカーを考えると…。僕には現実的だと思えない。選ばなければいけないなら、フラミニかジウベウト・シウバにするよ」

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