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EL3連覇を目指すセビージャ、AG2つで優勢も「タフな90分間になる」と覚悟

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 ヨーロッパリーグ(EL)準決勝第2戦が5日に行われる。セビージャ(スペイン)とシャフタール(ウクライナ)の両指揮官の前日会見のコメントを欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトが伝えている。

 4月28日に行われた準決勝第1戦は、アウェーのセビージャが1-2の後半37分にFWケビン・ガメイロのPK弾で追い付き、2-2で引き分けた。2つのアウェーゴールを手にホームでの第2戦を迎えるセビージャのウナイ・エメリ監督は、「チャンスを生かさなければ決勝にはたどり着けない。可能な限り相手に持ち味を出させないようにする必要がある」と気を引き締め、「決勝進出を目指しているのはどちらも同じだ。非常に拮抗した試合になるだろう」とゲーム展開を予想した。

 また、09年にELを制しているシャフタールに対しては、「最高の状態のシャフタールと戦うことになるはずだ。監督も私以上に経験がある。多くが要求される試合になるだろう。タフな90分間を覚悟しているし、しっかりとした準備が必要になる」と対抗心を燃やした。

 一方、その09年大会でチームを頂点に導いているミルチェア・ルチェスク監督は、「第1戦は前半の内容が非常に良かったが、カウンターのチャンスを何度かモノにできなかった。しかし最大の過ちは、2-1で終わってもいいと考え、後半に引いてしまったことだ」と勝利を逃した第1戦を分析した。

 第2戦に向けては「難しい試合になるだろう。セビージャは欧州カップ戦のスペシャリストだ。若手は多くないかもしれないが、経験豊富な選手がそろっている。しかも対戦相手の研究に余念がなく、ゲームプランを確実に遂行できる優れた監督がいる」と警戒心を強めた。

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