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「醜いサッカー」との意見に反論するアトレティコ会長「勝つためには...」

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 アトレティコ・マドリーのエンリケ・セレソ会長は、バイエルンMFアルトゥーロ・ビダルの意見に同意できないようだ。チームは常に勝利を得るためにプレーすると主張している。

 アトレティコはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝でバイエルンを破り、見事決勝進出を果たした。だが第2戦ではバイエルンが猛攻を仕掛け、アトレティコを圧倒。この試合後、ビダルは「アトレティコの醜いサッカーが、世界最高のサッカーと戦った。サッカーでは、より優れているチームが常に勝つとは限らない。彼らはファイナリストにはふさわしくないよ」と不満をあらわにしていた。

 しかしながら、セレソ会長はビダルの恨み節を意に介していない様子だ。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。

「我々が醜いサッカーをしている?素晴らしいサッカーじゃないか。我々は勝つためにプレーしている。我々は(周囲から見て)うらやましい境遇にいるのだろう」

「チャンピオンズリーグには借りがあると常々言ってきた。今回はその借りを返すチャンスだ。クラブ史上初優勝を成し遂げ、この素晴らしいシーズンを締めくくりたい」

 決勝の相手は、マンチェスター・シティを下したレアル・マドリーに決まった。

「アトレティコの選手たちは準備できている。大きな希望を抱いているよ。まずはミラノの決勝に到達することに、希望を抱いていた。そして、それは実現した。リーガ・エスパニョーラでもタイトルを争うことを願い、我々は今のような状況にいる」

「たくさんの人から祝福のメッセージを受けた。ヨーロッパの半数以上の人が、アトレティコのファンになったようだね」

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