[5.5 EL準決勝第2節 セビージャ3-1シャフタール]

　ヨーロッパリーグ(EL)は5日、準決勝第2戦を行った。セビージャ(スペイン)はホームでシャフタール(ウクライナ)と対戦し、3-1で勝利。2試合合計でも5-3としたセビージャが3連覇に王手をかけた。

　敵地での第1戦は2-2で引き分けたセビージャ。連覇に向けて積極的な入りを見せると前半9分に試合を動かす。最終ラインのDFマクシム・マリシェフのトラップミスを見逃さなかったFWケビン・ガメイロがボールを奪うと、そのままゴール前まで持ち上がり右足シュート。GKアンドリー・ピャトフの足に当たるもボールはゴール左隅に吸い込まれ、スコアを1-0とした。

　早い時間帯に先制点を許し、厳しい状況となったシャフタールは、セビージャの守備ブロックを崩すことができず、苦戦を強いられる。それでも前半終了間際の44分、MFマルロスのスルーパスに絶妙なタイミングで抜け出したFWエドゥアルド・ダ・シルバが左足で冷静にゴールに流し込み、1-1と同点に追いついた。

　しかし、2連覇中の王者は揺るがなかった。後半2分、MFグジェゴシュ・クリホビアクのスルーパスに反応したガメイロがGKピャトフを左にかわして左足シュート。角度はなかったが、無人のゴールに流し込み、2-1とした。さらに同14分、右サイドでパスを受けたDFマリアーノ・フェレイラがPA手前から右足一閃。アウト回転のかかったシュートが左サイドネットに突き刺さり、試合を決めた。

　試合は3-1でセビージャが勝利。2試合合計でも5-3とし、3年連続となる決勝の舞台へ駒を進めた。なお、決勝戦は今月18日にザンクト・ヤコブ・パルク(スイス)で行われ、プレミアリーグのリバプールと対戦する。

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