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日本食と中国マネーがイブラをミラノへ連れ戻す? 争奪戦ダービーか

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 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は6日、ミランインテルの2チームが、パリSGのFWズラタン・イブラヒモビッチの獲得を目指すと報じた。

 今季でPSGとの契約が満了するイブラヒモビッチは、夏の去就が注目されている。かつて同選手を擁したミランとインテルの両チームも、関心が報じられていたところだ。

 『ガゼッタ』は、金銭面でミラノ勢を上回る巨額オファーがあるのは事実だと報じている。プレミアリーグ移籍の噂は絶えず、PSGとの契約を1年延長し、総額5000万ユーロのカタールからのオファーを受ける可能性や、総額7000万ユーロという中国のオファーもあると伝えた。

 そのうえで、報道では、イブラヒモビッチと家族がミラノの街を好んでおり、中心部に家も残してあることを指摘。ジョルジョ・アルマーニのショップに隣接する日本食レストラン「ノブ」がお気に入りの場所であることもつけ加えている。

 さらに、ミラノの2チームは現在、中国企業との交渉話が持ち上がっているところだ。ミランはクラブ売却、インテルは一部株式の売却を交渉しているとされる。『ガゼッタ』は、プレミアリーグやオイルマネーに及ばずとも、中国マネーを武器にミラノ勢がイブラを獲得する可能性もあるとした。

 イブラヒモビッチは2006年から2009年までインテルで、2010年から2012年までミランでプレーし、5シーズンで4度のリーグ優勝に貢献している。低迷が続くミラノの名門2チームのうち、どちらかがイブラを復帰させ、タイトルを取り戻す可能性はあるのだろうか。

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