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CL準決勝第2戦のベストイレブン発表…レアルとアトレティコから各4選手選出

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 欧州サッカー連盟(UEFA)は5日、3日と4日に行われた準決勝第2戦のベストイレブンを発表した。

 今回発表された11人のうち、決勝に進出したレアル・マドリーアトレティコ・マドリーから4選手ずつが選出され、アトレティコに敗れたバイエルンからは3選手が選出されている。その一方でレアルに2試合合計1-0で敗れたマンチェスター・シティから選出された選手はいなかった。

 また、UEFA公式サイトでは各選手の寸評を掲載。FWアントワーヌ・グリーズマンについて「相手GKと1対1の場面で冷静かつ正確なフィニッシュを決め、貴重なアウェーゴールでアトレティコは決勝に勝ち進んだ」とし、FWガレス・ベイルは「切れ味鋭いドリブルと危険なクロスでシティの守備陣に脅威を与え続けた」と評価している。

 以下、欧州CL準決勝第2戦ベストイレブン

▽GK
ヤン・オブラク(A・マドリー)
「このスロベニア代表GKはアトレティコ守備陣の最後の砦として立ちはだかり、見事なセーブを連発。前半にトーマス・ミュラーのPKを阻止した場面は圧巻だった」

▽DF
ダニエル・カルバハル(R・マドリー)
「攻守に抜群のポジショニングセンスを発揮し、頻繁に攻め上がってシティを苦しめる一方、相手の左サイドからの攻撃を無力化させた」

フアンフラン(A・マドリー)
「バイエルンの左サイドを封じる任務は簡単ではなかったはず。しかしフランク・リベリやダビド・アラバに出し抜かれるシーンはほとんどなく、多くのクロスをブロックし続けた」

ディエゴ・ゴディン(A・マドリー)
「ここしかないという場所に最高のタイミングで現れ、ヘディングでチームを救っていた。このウルグアイ代表DFの鋭いインターセプトがなければ、アトレティコは最近4年間で2度目となる決勝進出を果たせなかったはずだ」

ダビド・アラバ(バイエルン)
「左サイドから鮮やかなクロスを入れ、バイエルンの2点目の起点に。スピードとロングレンジからのシュート、積極的な攻撃参加などでアトレティコを苦しめた」

▽MF
トニ・クロース(R・マドリー)
「このドイツ代表MFは、パスに関するデータで毎試合チーム最高の数字をたたき出している感がある。今週もその持ち味を存分に発揮し、計77本のパスでマドリーに主導権をもたらす一方、シティーにボールを渡さなかった」

シャビ・アロンソ(バイエルン)
「FKで先制点を挙げた34歳は、この日出場した誰よりも多く走りつつ(12.08km)、トレードマークの正確なパスで大きな存在感を放った」

ルカ・モドリッチ(R・マドリー)
「このクロアチア代表MFは、見事なファーストタッチと巧みなパスで何度も攻撃の起点になった。終盤に途中交代でベンチへ退く際には、スタンディングオベーションで送られている」

アルトゥーロ・ビダル(バイエルン)
「いつもと同じく攻守に素晴らしいパフォーマンスを披露。繊細なボールタッチで攻撃の起点となったチリ代表MFは、計算され尽くしたヘディングでロベルト・レバンドフスキのゴールもアシストした」

▽FW
アントワーヌ・グリーズマン(A・マドリー)
「アトレティコはチャンスをつくれない時間帯が続いたものの、一瞬の隙を突いたスルーパスにグリーズマンが反応。相手GKと1対1の場面で冷静かつ正確なフィニッシュを決め、この貴重なアウェーゴールでアトレティコは決勝に勝ち進んだ」

ガレス・ベイル(R・マドリー)
「切れ味鋭いドリブルと危険なクロスでマンチェスター・シティーの守備陣に脅威を与え続けた。その1本がフェルナンドのオウンゴールを誘い、レアル・マドリーを決勝へ導いた」


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