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互いに決定機いかせず…新潟とG大阪はスコアレスで勝ち点1を分け合う

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[5.8 J1第1ステージ第11節 新潟 0-0 G大阪 デンカS]

 J1リーグは8日、第1ステージ第11節を各地で行った。デンカビッグスワンスタジアムではアルビレックス新潟ガンバ大阪が対戦し、0-0で引き分けた。新潟は6試合ぶりの勝利とはならず。G大阪は公式戦の連敗をストップさせたが、勝ち点3獲得とはならなかった。

 敵地に乗り込んだG大阪は前半の序盤と終盤にチャンスを作る。前半10分、MFアデミウソンのパスをPA内左で受けたMF宇佐美貴史が細かいステップで中央に切れ込み、相手のタイミングをずらして右足を振り抜くも枠を外れる。同39分にも右サイドのDF米倉恒貴が上げたクロスを宇佐美がフリーでヘッドで合わせるもGK守田達弥のセーブに阻まれてしまう。

 対する新潟は前半24分に右からMF加藤大が中央のMF田中達也が反転からダイレクトシュートを放つもゴール右に外れる。直後の同25分にはDF前野貴徳が左サイドから供給したクロスをFW平松宗がヘッドで合わせたが、わずかに枠を外れた。

 新潟は衰えない豊富な運動量で田中が前線からボールを追い続け、献身的な動きでチームを盛り上げる。後半19分、田中が力強いドリブルでボールを運び、PA内右の平松に丁寧なパスを出す。チャンスだったが、平松が右足で放ったシュートはゴール上に外れる。

 後半17分にFW長沢駿に代えてFWパトリックを投入したG大阪。後半26分には最終ラインの裏にボールが出ると、パトリックが反応して追いかけたが、飛び出したGK守田にスライディングでカットされる。同34分にはMF今野泰幸がパスカットから思い切りよくミドルシュートを放つも枠を捉えることができない。

 終盤に向けてはオープンな展開となったが、お互いに最後までゴールネットを揺らすことができず、0-0のままタイムアップ。2桁順位に沈む両チームにとって勝ち点1獲得にとどまる痛み分けとなった。

●[J1]第1ステージ第11節 スコア速報

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