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茶島2分弾にウタカ2発、広島が3発完勝でホーム公式戦5連勝

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[5.8 J1第1ステージ第11節 広島3-0鳥栖 Eスタ]

 サンフレッチェ広島はホームでサガン鳥栖に3-0で快勝し、2試合ぶりの白星を挙げた。鳥栖は2試合連続の無得点で2連敗となった。

 広島は試合開始早々の前半2分、DF塩谷司の縦パスを受けたMF柴崎晃誠がPA内で切り返し、ゴール前にこぼれたボールをMF茶島雄介が右足で蹴り込んだ。茶島の5試合ぶり今季2得点目で幸先よく先制すると、前半33分にはMFミキッチの右クロスにFWピーター・ウタカが頭で合わせ、2-0とリードを広げた。

 ウタカは2試合ぶり今季8ゴール目。後半7分には茶島のスルーパスに反応したウタカが前に飛び出してきたGKもかわして右足で無人のゴールに流し込んだ。この日2得点のウタカは今季通算9ゴール。後半18分からは負傷明けのFW浅野拓磨がピッチに入った。4日のACLグループリーグ最終節のFCソウル戦に先発し、すでに公式戦復帰を果たしていた背番号10だが、リーグ戦は3月20日の大宮戦以来、6試合ぶりの出場となった。

 広島は後半30分、柴崎の右CKがファーサイドに流れ、ウタカが右足で狙うが、GKがセーブ。ハットトリックこそ逃したが、チームは3-0の完封勝利をおさめ、ホームでは公式戦5連勝となった。

 2得点のウタカは試合後のヒーローインタビューで「1点目はミキッチ選手から素晴らしいクロスが来た。2点目も茶島がファンタスティックなパスを出してくれたので決めることができた」と、いずれもアシストに感謝。今季加入の新戦力が早くもゴール量産態勢に入り、茶島も「ウタカとの関係は試合をするごとに良くなっている」と手応えを口にしていた。

●[J1]第1ステージ第11節 スコア速報

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