beacon

シティ、アーセナルに2度追いつかれドロー…指揮官のホーム最終戦を白星で飾れず

このエントリーをはてなブックマークに追加

[5.8 プレミアリーグ第37節 マンチェスター・C 2-2 アーセナル]

 プレミアリーグは8日、第37節2日目を行った。エティハド・スタジアムでは4位マンチェスター・シティと3位アーセナルが対戦し、2-2で引き分けに終わった。

 ホーム最終戦となるシティは、4日の欧州CL準決勝第2戦レアル・マドリー戦から2人を入れ替え、DFエリアキム・マンガラとFWケレチ・イヘアナチョが先発出場。アーセナルも4月30日の第36節ノリッジ戦から2人を代えて、DFガブリエル・パウリスタとMFダニー・ウェルベックが先発入りを果たした。

 試合は序盤から激しく動く。前半8分、右サイドからのクロスをMFフェルナンジーニョがヘッドで落とし、FWセルヒオ・アグエロが左足でゴールに沈め、シティが先制に成功する。しかし、アーセナルもその2分後の同10分、MFモハメド・エルネニーの左CKからFWオリビエ・ジルがヘッドで合わせ、1-1と早々に振り出しに戻した。

 前半はアグエロが果敢にシュートを放ったシティだが、なかなか追加点を奪うことができず、前半は1-1のまま折り返したが、後半6分に追加点を挙げる。ハーフェーライン付近でセカンドボールを拾ったMFケビン・デ・ブライネがドリブル開始。相手に囲まれながらも細かなステップで持ち運び、PA手前から右足を振り抜くと、地を這うようなミドルがゴール左隅に突き刺さり、2-1と勝ち越しに成功した。

 後半開始からMFジャック・ウィルシャーを入れたアーセナルは同14分にFWセオ・ウォルコットも入れ、攻勢を強める。同22分、ジルが右サイドから斜めに走り込んだウォルコットにラストパスを通すも、ウォルコットのファーストタッチが大きくなり、右足ループは枠を大きく外れる。それでも直後の23分、FWアレクシス・サンチェスの縦パスをジルが相手を引きつけてポストプレー。中央のスペースに落としたボールをサンチェスが難なく右足でゴール左隅に流し込み、再び同点に追いついた。

 シティは後半43分に右サイドからのクロスを途中出場のFWウィルフリード・ボニーが右足ボレーで合わせるもクロスバー直撃。試合はそのまま2-2で終了し、シティはマヌエル・ペジェグリーニ監督にとってのシティホーム最終戦を白星で飾れなかった。一方のアーセナルは勝ち点を68に伸ばし、来季のチャンピオンズリーグ出場権をほぼ確実なものとした。


●プレミアリーグ2015-16特集

TOP