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L・エンリケ「バルセロナこそが優勝にふさわしい」、リーガは「タフなリーグ」

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[5.8 リーガ・エスパニョーラ第37節 バルセロナ 5-0 エスパニョール]

 リーガ・エスパニョーラ第37節が8日行われ、バルセロナはホームでエスパニョールに5-0の完封勝利を収めた。4連勝で勝ち点3を上乗せたものの、今節では2位のレアル・マドリーも勝利したために優勝は決まらず。レアルと勝ち点1差のまま最終節を迎えることになった。

 試合後、英『スカイスポーツ』によると、バルセロナのルイス・エンリケ監督は「私たちは最初から良いリズムでここまでやってきた。後ろから追ってくるチームにプレッシャーを与えながらね。今日は完璧な試合だったよ。ここまで達成してきたことには満足している。あとはグラナダを倒すだけだ」と自信をのぞかせた。

「何週間にもわたって私たちは順位表のトップを守ってきた。バルセロナこそが優勝にふさわしいと思う」

 今節ではレアルはバレンシアに3-2で勝利し、バルサと勝ち点1差と変わらなかった。一方で3位のアトレティコ・マドリーはレバンテに1-2で敗れると、優勝争いから外れた。

 バルサの指揮官は「バレンシアがR・マドリーと引き分けてくれればと思ったんだけどね。アトレティコも素晴らしいシーズンを送ったが、優勝争いからは脱落した。彼らにはまだ欧州チャンピオンズリーグ(CL)があるけども」と口を開いた。

「勝者とは全38試合を終えたあとで一番のチームのことだ。今日の時点ではまだ2チームがその権利を持っている。私達が話しているのはヨーロッパで一番のリーグのことだ。タフなリーグだよ。終盤戦は思ったようにいかなかったかもしれない。だけど最後の試合を勝ち取ることができれば、優勝は私達のものになる」

 15日に行われる最終節でバルセロナは敵地でグラナダと戦う。「アウェーでの試合はいつも難しいものだ。自分たちでコントロールできない部分が増えるからね」と警戒を示したL・エンリケは「あと一歩というところまで来ている。最後までうまくやっていきたい。私たちは目標を達成するためにグラナダへ行く。この厳しい競争を勝ち抜いてリーガを制するんだ」と意欲を語った。
 

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