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クロップが前言を撤回「チケットを持たないファンはEL決勝会場に来ないように」

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 リバプールユルゲン・クロップ監督は、ヨーロッパリーグ(EL)決勝に関しての自らの発言を撤回し、チケットを入手できないファンは決勝会場を訪れるべきではないと呼びかけている。

 リバプールは準決勝でビジャレアルを下してEL決勝に進むことが決定した。今月18日にスイスのバーゼルで行われる決勝で、同大会2連覇中のセビージャと激突する。

 会場のザンクト・ヤコブ・パルクの収容人数が比較的少ないこともあり、両チームに割り当てられるチケット数の少なさは問題となっている。クロップ監督は先日、「チケットがなくてもバーゼルは素晴らしい街」だとして、多くのリバプールファンにスイスを訪問するよう促していた。

 だが、警備上の問題などからチケットを持たないファンがスタジアム付近を訪問することは推奨されていない。クロップ監督も考えを改めて次のように語った。イギリスメディアが同監督のコメントを伝えている。

「1人のサポーターのような気持ちで、リバプールファンにバーゼルに来るよう誘ってしまった。率直に言って、あまり賢明なことではなかったね。バーゼルは素晴らしい街だが、あの発言は私のミスだった。招待を取り消さなければならない」

「チケットを持っている者だけが行くべきだ。そうでなければ混乱に陥ってしまうだろうし、それは我々の望むことではない。我々はサッカーに集中しなければならない」

 テレビ観戦にはなるとしても、友人や家族らとともに試合を楽しんでほしいとクロップ監督はファンに語りかけた。

「スタジアムに入ることができれば素晴らしいことだが、入れないなら家に残るか、リバプールに来て友人たちと一緒に試合を観てほしい。それから一緒にパーティーをすればいい」

「本当に、本当に耳を傾けてもらわなければならないことだ。私がいつも言うことの大半は無視してもらって構わないが、今回は重要だ。チームと1万人のファンを派遣しなければならない。世界中のそれ以外の人々は、最高の友人たちや家族と一緒に試合を楽しんでほしい」

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