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ホワイトキャップスFW工藤が負傷交代、GKと正面衝突で頭部強打

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 バンクーバー・ホワイトキャップスに所属するFW工藤壮人が負傷した。現地時間11日に行われたシカゴ・ファイアー戦に先発するも、相手GKと正面衝突。激しくピッチへ叩きつけられ、前半19分に途中交代した。

 前半10分、後方からのボールに反応した工藤。PA内正面へ抜け出すも飛び出てきた相手GKと正面衝突。受身を取れずに頭から後ろへひっくり返り、後頭部を強打。白目を剥いて口から血を流し、ピッチへ倒れこんだ。

 すぐに両チームの選手が駆け寄るも工藤の意識は戻らずに、スタジアムは不穏な空気に包まれる。それでも医療スタッフが駆け寄り、手当てを施すと受傷から約6分後には立ち上がった。サポーターから拍手が送られる中、専用車でピッチを退いた。

 クラブによると、工藤は意識はあるものの、脳震盪と口周りへ裂傷を負っており、さらなる検査を受けるためにバンクーバー総合病院へ運ばれたという。

 なお、工藤の交代後に試合は2-1でホワイトキャップスが勝利した。

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