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イブラが最終節で新記録樹立! 交代枠ないのに“レジェンドのように”去る

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 パリSGのFWズラタン・イブラヒモビッチが14日、リーグアン最終節ナント戦で2得点を挙げ、リーグ戦得点記録を塗り替えた。

 パリSGは前半18分、MFアンヘル・ディ・マリアが右サイドから上げたクロスをイブラヒモビッチが胸で押し込み、先制に成功する。同43分にはイブラヒモビッチのパスを受けたディ・マリアがスルーパス。これに反応したMFルーカスが右足でゴール右隅に流し込み、2-0とした。

 後半も勢いが止まらないパリSGは同7分にゴール正面でFKを得る。キッカーはイブラヒモビッチ。強烈なシュートがジャンプした壁の下を抜け、相手GKに止められたが、詰めていたDFマルキーニョスが右足で押し込み、追加点。最後は同44分にMFハビエル・パストーレが上げたクロスをイブラヒモビッチがヘッドで押し込み、4-0でリーグ最終戦を締めくくった。

 イブラヒモビッチはこれで38得点とし、1977-78シーズンにカルロス・ビアンチ氏が達成した37得点の記録を、最終節で塗り替えた。また、イブラヒモビッチは2点目を決めた後、ピッチに2人の息子を呼び寄せ、一緒に引き上げていった。パリSGはすでに交代枠を使い切っていたが、観客はスタンディングオベーション、ローラン・ブラン監督も何事もなかたったかのようにハイタッチで迎えた。すでに今季限りでの退団を表明しており、「レジェンドのように去ることになる」と語っていたイブラヒモビッチらしい去り方だった。

 なお、パリSGは21日にクープ・ドゥ・フランス(フランス国内杯)決勝でマルセイユとの対戦を控えている。

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