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村井チェアマン、熊本の戦う姿に「胸が熱くなった」

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[5.15 J2第13節 千葉2-0熊本 フクアリ]

 熊本地震の影響でリーグ戦5試合が中止となり、4月9日第7節以来のリーグ戦に臨んだロアッソ熊本ジェフユナイテッド千葉と対戦。0-2で敗れたものの、最後まで戦い抜く姿に、スタジアムに集まった1万4163人の観客からは温かい拍手が贈られた。

 試合後には村井満チェアマンと2015年よりJリーグタイトルパートナーを務める明治安田生命保険相互会社の根岸秋男執行役社長が取材に応じた。

 この試合には明治安田生命保険相互会社の従業員が、500人ほどスタジアムを訪れて熊本に声援を送っていた。根岸執行役社長は「ウチも熊本で500人の従業員が被災しています。東日本(大震災)のときもそうでしたが、今日は熊本さんを応援しようと従業員が自主的に声を上げて立ちあがってくれた」と話すと、「フィジカル的にきつかったと思いますが、一生懸命走っている選手の姿に感動しました」と1か月ぶりに公式戦のピッチに立って戦い続けた熊本の選手を称賛した。

 村井チェアマンも熊本の選手の姿に「結果的に敗れましたが、倒れても起き上がり、足がつっても走り、前に前にボールを追い掛けている姿を見ることができ、熊本で被災された方々にも勇気を与えたと思うし、胸が熱くなるような思いがした」と語っている。

(取材・文 折戸岳彦)
●[J2]第13節 スコア速報

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