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トッテナム大失速…10人の降格ニューカッスルに5失点喫し3位でシーズン終える

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[5.15 プレミアリーグ第38節 ニューカッスル5-1トッテナム]

 トッテナムが大失速で3位でシーズンを終えることとなった。プレミアリーグは15日、最終節を行い、2位トッテナム(勝ち点70)が18位ニューカッスルと対戦し、1-5で敗れた。この日、3位アーセナル(勝ち点68)が最下位アストン・ビラに勝利したため、最終節で順位が入れ替わることとなった。

 勝利すれば1992年に創設されたプレミアリーグで過去最高の2位フィニッシュとなるトッテナムは立ち上がりからニューカッスルの猛攻を受けると前半19分に先制点を許してしまう。ニューカッスルは左からの折り返しをFWアレクサンダル・ミトロビッチが落とし、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが右足ダイレクトでゴールに流し込み、1-0。さらに同39分、右サイドからMFムサ・シソコが上げたクロスをミトロビッチがヘッドで押し込み、2-0とした。

 反撃に出るトッテナムは後半15分、DFエリック・ダイアーのスルーパスをPA内左に走り込んだMFエリク・ラメラが思い切りよく左足を振り抜く。これがGKカール・ダーロウの手を弾いてゴールネットを揺らし、1点差とする。さらに同22分にミトロビッチが一発退場となり、トッテナムは数的優位に立った。

 しかし、10人となったニューカッスルも諦めない。後半28分にワイナルドゥムがPKを決め、3-1。再び2点差とすると、同40分に右サイドからDFダリル・ヤンマートが上げたクロスをファーサイドのMFローランド・アーロンズが左足で押し込み、リードを広げる。さらに同41分にはカウンターからアーロンズのラストパスを受けたヤンマートが右足でゴール左隅に流し込み、5-1でニューカッスルが完勝した。

 一方のトッテナムは4試合勝利なし(2分2敗)となり、優勝を逃すだけでなく、3位でシーズンを終えることとなった。

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