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独2大紙が2G1Aの宮市を絶賛!「なんてスタメン・デビューだ!」「スシ・ゴールゲッター」

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 15日に開催されたブンデスリーガ2部最終節、ザンクト・パウリ対カイザースラウテルンで、ザンクト・パウリFW宮市亮が2ゴール1アシストを記録した。大怪我を乗り越えて、ついに最終節での初先発となったこの試合、宮市のパフォーマンスはドイツ2大紙で絶賛されている。

 昨夏ザンクト・パウリに加入し、シーズン開幕直前に十字じん帯を断裂した宮市。ここにきて、ついに公式戦初先発メンバーに名を連ねた。

 試合開始早々に失点を許したザンクト・パウリだが、5分には自身加入後初ゴールを決め、22分には逆転弾をアシスト。さらに後半には決勝点となるチーム3点目を記録し、ピッチを退いた70分にはスタジアムのサポーターから大きな拍手が送られた。

 ドイツ誌『キッカー』は、「カイザースラウテルンが5失点、宮市がずば抜けていた」と題したマッチレポートで、「なんという先発デビューだ!」と宮市の活躍を大絶賛している。

 同誌は1得点目について「空中で横の体勢になりながら左足を振り抜きゴールネットを揺らしている」「美しいゴールだ!」と、興奮気味に伝えている。その後も右サイドで活発なプレーを続けたとし、22分にクロスから演出した逆転弾については「ザンクト・パウリを妥当なリード」に導いたと続けた。

 さらに後半については「止まらない勢いを見せた」とし、途中交代した時点ですでに「ピッチを降りたのはマン・オブ・ザ・デイ!」と試合を決定づけたプレーヤーとして"認定"した。

 一方、ドイツ紙『ビルト』は「日本人ゴールゲッターがカイザースラウテルンにショックを与える」と題、宮市に「スシ・ゴールゲッター」といったニックネームをつけた。2点目については「パワーショット」「宮市は新シーズンに向けて楽しみにさせた」としている。

 なお、試合はザンクト・パウリが5-2でカイザースラウテルンに勝利。順位には影響しない試合だったが、宮市にとっては、新天地でのシーズンのほとんどを棒に振っただけに、シーズンが終わる前にサポーターの前で活躍する姿を見せたのは非常に大きいだろう。


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