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[MOM1774]市立船橋MF黒澤龍生(1年)_チーム支えたボランチ、Rookie Leagueを「技術でも、気持ちでも成長できる場に」

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.14 U-16 Rookie League A group第1節 市立船橋高 4-1 鹿島学園高 時之栖うさぎ島1グラウンド]
 
 ボールを保持して主導権を握って試合を進め、特に後半はコンビネーションと個人技で決定機を量産した市立船橋高。そのベースにあるのは相手を置き去りにするような攻守の切り替えの速さと球際の強さ。それを中盤で体現していたのが、MF黒澤龍生だった。

 本人も「個人としては球際の部分や切り替えの部分で集中してやれたと思います」と振り返った90分間。予測を立てて相手のパスコースを消しながら、持ち味でもある球際の強さや運動量を発揮してチームを牽引した。またボールを奪うと推進力ある動きで一気に中央突破するシーンも
。まだ「持ちすぎて取られてしまう」など課題があるが、高校サッカーのスピード感に慣れながら改善していく意気込みだ。

 Rookie Leagueでの目標について「個人的には戦う姿勢をもっと出して、技術でも、気持ちでも成長できる場にしたい」と言い切った。特にハードワークする部分では誰にも負けてはならないと考えている。「自分は攻撃というよりは守備で貢献したいと思っているので、守備のところで頑張ることができて、気持ちで負けないようにならなければいけない」。その思いを持ち続けて、まずはRookie Leagueで結果を残し続ける。
 
 トップチームのボランチを務める10番MF高宇洋(3年)について「凄く尊敬しています」と語る黒澤。意識高い10番の姿勢を見習いながら成長を遂げて「最終的にはプレミア、選手権、インターハイと3冠取れるようにしていきたいです」という目標を達成する。

(取材・文 吉田太郎)
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