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ネイマール、代表キャプテンを外れる可能性も? ドゥンガが示唆

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 ブラジル代表のドゥンガ監督は、バルセロナFWネイマールがプレーに集中することができるよう、代表チームのキャプテンから外す可能性も示唆している。

 ネイマールは2014年9月に22歳の若さでセレソンのキャプテンに任命された。だが、キャプテンとして臨んだ自国開催のワールドカップでは負傷による途中離脱を強いられ、ネイマールを欠いたチームは準決勝で屈辱的大敗を喫する結果に終わった。

 さらに昨年のコパ・アメリカでもネイマールは2戦目で退場処分を受けて出場停止で大会を終え、チームも早期敗退。ブラジル代表にとっては厳しい時期が続いている。

 状況に変化をもたらすため、ネイマールをキャプテンから外すことも一つの選択肢なのかもしれない。ドゥンガ監督が次のように語ったとしてブラジル『グローボ』が伝えている。

「セレソンで起こっているようなことはバルセロナでも起こっているので、キャプテンマークの問題ではない。キャプテンマークを与えたのは、そうすることで彼により安心感を与え、重要な存在だと感じさせることができると思ったからだ。もともと目立つ存在なので、さらに目立たせるためではない」

「キャプテンマークを与えるか与えないかはごく簡単なことだ。すでにネイマールと話はしているし、全員と話をしている。バルセロナでは彼はキャプテンマークをつけていないが、同じことだ。彼の周りのことはすべてが大きく扱われる。彼にとっても代表チームにとってもバルセロナにとっても最善の形で合意できるように話をした。だが、特にセレソンとネイマールのためを考えている」

 ブラジル代表は6月にアメリカで開催されるコパ・アメリカ・センテナリオに臨むが、ネイマールは8月のリオデジャネイロ・オリンピックへの出場を希望しており、コパのメンバーには招集されていない。

●コパ・アメリカ2016特設ページ
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