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ドルトムント加入のデンベレ、移籍を後押しした新チームメイトは…

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 ドイツでプレーすることになるレンヌFWウスマン・デンべレがドルトムント移籍を決心するにあたっては、とある選手の存在が大きかったようだ。デンベレがドイツ『シュポルト・ビルト』で明かしている。

 昨年10月にレンヌのトップチームでデビューしたばかりのデンべレは、その後数カ月で欧州有数のビッグクラブの目を引きつける注目株となった。バルセロナバイエルンアーセナルなどが注視していたという。だが、プロ選手としてのデビューシーズンを公式戦29試合12ゴールで終えたデンべレは、ドルトムントを新天地に選んでいる。

 その決断に至った経緯について、15日に19歳となった同選手はこう語った。

「ドルトムントにとって、僕が大事であり、本当に必要だと感じさせてくれたんだ。トーマス・トゥヘル(監督)には冬に初めて会ったんだけど、彼とは本当にたくさん話した。彼が僕を成長させるための正しい監督であることを確信している。ドルトムントも若い選手にとって良い場所であることは、過去にも示されてきたからね」

 憧れているクラブはバルセロナで、目指す選手はFWネイマールだというデンべレだが、それでもドルトムント移籍を迷うことはなかったという。

「たくさんのオファーが届いたよ。でも僕は最初から、ドルトムントにしか行かないと言ったんだ。最初の瞬間からドルトムントに行くべきだと信じていて、他のクラブに向かうことは考えられなかったよ」

 ドルトムントの選手たちと話したことも彼の決意を固めたようだ。

ヌリ・サヒンと話したよ。彼はクラブについて色々教えてくれた。もちろんピエール・エメリク・オーバメヤンとも話したね。彼とは一番話した。彼が僕にドルトムントに移籍するようアドバイスしてくれたんだ。本当に良い人だね。フランス語で話せるから彼のことをこう言っているわけじゃないよ」

 ドルトムントが公式ツイッターで18日に伝えたところよれば、レンヌで背番号「23」を使用していたデンベレは、ドルトムントではMF香川真司もつけたことがある「7」を与えられるとのことだ。「一緒に素晴らしいシーズンを過ごし、タイトルを祝えることを願っている」と新天地のサポーターにメッセージを送ったデンべレは、現地で高まる期待にどのようなプレーで応えるのだろうか。

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