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新生なでしこ、高倉新監督期待の5人初招集「十分やっていける」

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 日本女子代表(なでしこジャパン)の新監督に就任した高倉麻子監督は20日、アメリカ遠征を行う日本女子代表(なでしこジャパン)のメンバーを発表し、初選出の5人を含む、フレッシュなメンバーを招集した。

「結果を恐れず、思い切ってぶつかりたい」と意気込んだ高倉監督は、初選出となった5選手については次のような期待を語った。

GK池田咲紀子(浦和)
「全体的な能力、GKとしての資質が高い。精神的にも安定している。フィード面も正確で、期待を込めた選出です」

DF佐々木繭(仙台L=写真)
「非常にテクニックがあり、戦術理解度が高い。状況判断が非常にいい選手。前もって予測して捌いていく能力が高い」

MF高木ひかり(ノジマ)
「世代別の代表では常に名前が入っていた選手。性格的には大人しいが、持っている能力は非常に高い。局面の判断、読みがいい。中盤どこでもできると思っています」

MF千葉園子(ASハリマアルビオン)
「世代別では名前が挙がってこなかった選手だが、先日のラマンガで初めて呼んでプレーさせた選手ですが、非常に身体能力が高く、メンタル的にも非常に強い。どんなプレーをするか楽しみ。十分やっていけると思っています」

MF中里優(日テレ)
「運動量があり、予測にも優れている。中盤のこぼれ球を拾って、ボールを前に預けることができる。小柄ですが体も強いので、そういったところが海外でどこまで通用するのか試してみたいと思います」

 メンバーについては大きく変えた高倉監督だが、戦い方については、これまでのなでしこジャパンの戦い方を踏襲していくと話す。「アメリカに勝てる魔法のシステムがあれば、誰か教えてほしい」と苦笑いを浮かべた新指揮官は、「システムについては特に大きく変えることはない。4-4-2とか4-2-3-1という慣れたシステムでやっていこうと思う。やっていく中で選手がやりやすいシステムがあればやっていきたい」と柔軟な対応を示唆した。

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