21日に行われるコッパ・イタリア決勝で、ミランはユベントスと対戦する。クリスティアン・ブロッキ監督は、自身の去就に関係なく、クラブとして重要な一戦だと語った。

　シーズン終盤にシニシャ・ミハイロビッチ前監督からチームを引き継いだブロッキ監督にとって、コッパ・イタリアのタイトルは将来の職を左右するものかもしれない。しかし、前日の会見で同指揮官は「この試合の後で私がどうするかは大事なことではない」と主張。次のように続けている。

「ミランが勝つかどうかだけだ。難しい時期だった。多くの問題があったが、気持ちは十分だよ。私は諦めたりしない。たとえ来シーズンの監督が私ではなかったとしても、これは素晴らしい経験になる」

「タイトルを獲得するチャンスは、毎日あるようなものではない。今週は多くの選手の顔つきが違った。ローマ戦の前から、良い練習ができている。私も気持ちが入っている。厳しい時期があったが、今は良いバランスがあるよ。キックオフが待ち遠しいね」

　MF本田圭佑が4-3-3の右ウィングで起用されると見られるミラン。セリエAを7位で終えてファンを失望させたチームは、最後にコッパ・イタリアのタイトルを掲げられるだろうか。

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