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今年初黒星のU-23代表…手倉森監督「後ろ向きにプレーしてしまった」

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[5.21 トゥーロン国際大会B組第1節 U-23日本 1-2 U-23パラグアイ フランス]

 アジアを全勝で制してリオデジャネイロ五輪出場権を獲得したU-23日本代表だったが、トゥーロン国際大会初戦でU-23パラグアイ戦に1-2で敗れて今年初黒星を喫した。

 チームを率いる手倉森誠監督は試合後、「難しいゲームをしてしまったということ。このゲームは全部後ろ向きにプレーしてしまった。そうなったときに結果というのは悪い方に転がるし、向こうに勢いを与えてしまうようなミスが出てしまう」と振り返った。

 前半18分に先制を許した場面では、DFファン・ウェルメスケルケン・際(ドルトレヒト)のバックパスが弱くなったところをMFマティアス・ビジャサンティに奪われて得点につなげられてしまう。さらに同点に追い付いて迎えた後半30分には、ゴール前でファウルを犯してFKを献上すると、そのFKを直接ねじ込まれて1-2で敗れた。「全部、後手後手に回ったという結果」と指揮官は唇を噛んだ。

 1月に行われたAFC U-23選手権(リオデジャネイロ五輪アジア最終予選)、そして国際親善試合を含めて今年初の黒星となったが、手倉森監督は「リーグ戦の残り3試合でしっかり挽回できるかというのを試される。そこをしっかりやっていきたい」と前を向く。

 23日には第2戦U-23ポルトガル代表戦が控えている。「今日悔しい思いをして、もっとやらないといけないという姿勢で残り3つしっかり取りに行く。とにかく力を出し惜しみなく、出し切る。そういうことが求められるんだろうと思う」と次戦以降での挽回を誓った。


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