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ドルトムントでの最終戦を飾れず…フンメルス「心臓を突き刺されるような気分」

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[5.21 DFBポカール決勝 バイエルン0-0(PK4-3)ドルトムント]

 ドルトムントのDFマッツ・フンメルスは、バイエルンへの移籍を前に、ドルトムントにタイトルをもらたすことができなかった。

 試合は0-0のまま延長戦でも決着が付かず、PK戦にもつれ込むと、バイエルンがPK4-3で死闘を制し、2年ぶり18度目の優勝を飾った。ドルトムントは無念の3シーズン連続準優勝となった。クラブ公式サイトによると、フンメルスは「相手がどこかということとは関係なく、この敗戦は本当に悔しい。バイエルンに対して奮闘したけど、自分たちのマックスのレベルからはほど遠かった」と唇をかんだ。

 これでドルトムントは3シーズン連続でポカール準優勝に終わり、2014年のドイツスーパー杯以来のタイトル獲得とはならなかった。「ポカール獲得を目前で逃すたびに、心臓を突き刺されるような気分になるよ。ここ数年でタイトルを1つか2つは取れたはずだった」と落胆を口にしている。

 バイエルン下部組織出身のフンメルスは08年1月にドルトムントにレンタル移籍し、当時19歳だったが、すぐにレギュラーに定着。その後、09年2月に完全移籍を果たすと、翌10-11シーズンと11-12シーズンのリーグ連覇に大きく貢献し、昨季からはキャプテンも務めていた。ドルトムントでの最終戦を終えたフンメルスは、「僕は常にドルトムントのためにすべてを捧げてきた。このクラブの何もかもが恋しくなるだろうね」と別れを惜しんだ。

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