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長澤のゴールがV弾!! 千葉、苦しみながらも今季最多3発で岐阜撃破

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[5.22 J2第14節 千葉 3-2 岐阜 フクアリ]

 J2は22日、第14節を開催し、フクダ電子アリーナでは10位のジェフユナイテッド千葉と8位のFC岐阜が対戦した。前半にFWエウトン、MF井出遥也のゴールで千葉が2点を先行。後半6分に1点差に詰め寄られながらも同38分にMF長澤和輝の得点で突き放すと、その後の岐阜の反撃を1点に抑えて3-2の勝利を収めた。

 ホームの千葉は15日に行われた第13節熊本戦(○2-0)から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。一方のアウェー岐阜は第13節岡山戦(○1-0)から先発2人を入れ替え、FW鈴木ブルーノとMF田森大己を先発起用してこの一戦に臨んだ。[スタメン&布陣はコチラ]

 いきなり試合を動かしたのはホームの千葉だった。前半5分、MF長澤和輝がドリブルで一気に前線までボールを運ぶと、左サイドに開いたFW船山貴之へ。パスを受けた船山のクロスをゴール前でフリーになったエウトンがヘディングで叩き込み、スコアを1-0とした。さらに同10分にはエウトンからパスを受けた井出が、寄せてくるDF磐瀬剛をワンフェイクでかわすと、落ち着いて右足シュートで流し込みリードを2点差に広げた。

 一方の岐阜は千葉の守備を攻略し切れずになかなかシュートまで持ち込めない。すると、前半33分には千葉がセットプレーから好機を生み出し、DF阿部翔平の蹴り出したCKをDFイ・ジュヨンがヘッドで合わせたものの、ボールはゴール左に外れてしまった。

 2-0と千葉がリードしたまま後半を迎えると、岐阜は鈴木に代えてFW瀧谷亮を投入して状況を打開しようと試みる。すると後半6分、CKの流れからFWエヴァンドロが送った左クロスを、ゴール前に走り込んだ田森がヘッドで合わせてネットを揺らし、1点差に詰め寄った。

 しかし、その後は千葉の粘り強い守備に遭って同点ゴールを奪えずにいると、後半38分に右サイドから切れ込んだMF吉田眞紀人のパスを受けた長澤が右足シュートを決めて千葉が3点目を奪取。その後は岐阜の反撃を同40分の高地の1点に抑え、千葉が今季最多となる3得点を挙げて3-2の勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)

●[J2]第14節 スコア速報

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