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FA杯制覇から2日…マンUがファン・ハール退任を正式発表、後任はモウリーニョで決定か

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 マンチェスター・ユナイテッドは23日、ルイス・ファン・ハール監督の退任を発表した。後任は発表されていないが、ジョゼ・モウリーニョ氏が就任するとみられている。

 続投への意欲を見せていたファン・ハール監督だが、契約満了前の退任となってしまった。2014年5月にオランダ代表を率いていたファン・ハール監督のブラジルW杯後の就任が発表され、同年夏の移籍市場において、約260億円といわれる補強費用を投じた。しかし、プレミアリーグ4位、FA杯は準々決勝敗退、キャピタル・ワン杯にいたってはMKドンズ(3部相当)に敗れ、2回戦敗退で無冠に終わった。

 今季もFWアントニー・マルシャルを約66億円で獲得するなど大型補強を敢行。今月21日のFA杯では12年ぶりの優勝を果たし、アレックス・ファーガソン勇退後初となるタイトルを獲得したが、リーグ戦では5位に終わり、来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃していた。そのため、契約は来季終了までとなっていたファン・ハール監督の退任報道が後を絶たなかった。

 後任にはかねてから候補に挙がっていたモウリーニョ氏が就任する見込み。その場合、英『デイリー・エクスプレス』によると、ユナイテッドは来季のプレミアリーグ制覇を争うチーム作りのために、2億ポンド(約316億円)の補強資金が与えられるだろうと報じている。

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