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マンU退任のファン・ハールが別れの言葉「素晴らしい体験となった」

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 マンチェスター・ユナイテッドは23日、ルイス・ファン・ハール監督の退任を発表した。

 ユナイテッドは2014年5月、オランダ代表を率いていたファン・ハール監督がブラジルW杯後に指揮官に就任することを発表。契約は3年間だった。2シーズン連続で大型補強を敢行したにも関わらず、タイトルはFA杯のみで、今季はプレミアリーグ5位に終わり、来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃していた。後任はジョゼ・モウリーニョ氏が有力視されている。

 ファン・ハール監督はクラブ公式サイトによると、「マンチェスター・ユナイテッドのような壮大なクラブの指揮を執ることができたのは名誉なことであり、長年抱いてきた私の野望を果たすことができました。当初の予定通り3年のプランを完遂できず、非常に残念に思います。しかしながら、クラブは確実に前進を続け、さらに偉大な成功を収められると信じています」

「ユナイテッド史上12度目のFA杯優勝に貢献できたことを非常に誇らしく思っています。これまでのキャリアで20のタイトルを獲得してきました。ですが、歴史あるFA杯優勝は、その中で最も特別な偉業の1つとなるでしょう。FA杯優勝が来季クラブに再び成功をもたらす土台になってもらいたい。情熱に溢れる多くのファンが求める成功を再び取り戻す礎になってもらいたい」

 ユナイテッドの更なる繁栄を願うファン・ハール監督。「イングランドのフットボール、文化を体感したいと思ってきました。期待していた通りのことが叶い、素晴らしい体験となりました」と語り、最後に「選手たちに感謝しています。そして、彼らが来シーズン成功を収めることを願っています。私の在任中に確固たるサポートをくれたクラブ全スタッフに、心から感謝しています。25年のキャリアで、ここまで手厚くサポートしてもらったことはありませんでした。最後になりますが、私と、私の家族を心から歓迎してくださったアレックス・ファーガソン、ボビー・チャールトンに、心から感謝を申し上げます」と感謝の言葉を述べた。


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