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数的不利も関係なし ピケ:「バルサは10人で戦っても勝利した」

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 バルセロナDFジェラール・ピケが、強烈な皮肉をとばした。数的優位の中で戦うことが多い同チームだが、ピケは数的不利になっても勝利するのは可能だと主張している。

 ポゼッションを高める攻撃サッカーを志向するバルセロナ。その分相手チームにはファウルがかさみ、イエローカードやレッドカードが出されることも少なくない。

 例えば、過去10シーズンのチャンピオンズリーグにおいて、バルセロナは216試合のうち30試合で相手に退場者を出している。この数字は同大会史上、バルセロナが数的優位となった試合を最も多くこなしている証となっている。

 だが、今季のコパ・デル・レイ決勝セビージャ戦では、反対にバルセロナが数的不利を経験する展開となった。37分にMFハビエル・マスチェラーノが退場し、後半終了間際に相手MFエベル・バネガが退場するまで10人対11人で戦った。しかし、結果としてバルセロナは延長戦の末セビージャを2-0で下している。

 ピケは優勝を決めたあと、セレモニーの場で次のような言葉を口にしている。スペイン複数メディアがコメントを伝えた。

「今日は何も話すことを準備していない。ただただ、君たちサポーターの応援に感謝したい。非常に困難な1年だったけれど、最終的には目標を達成することができた。僕たちは幸せを感じなければいけない」

「僕たちが10人相手に戦えば、それに不満を唱える人たちがいる。セビージャ戦では、僕たちが10人で戦った。その結果、どうなったか? 僕たちはそれでも勝利を得たんだ」


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