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フランクフルト、長谷部の残留を熱望 契約更新に動く

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 ブンデスリーガ1部残留を決めたフランクフルトは、日本代表MF長谷部誠の契約延長を強く望んでいる。ブルーノ・ヒューブナーSD(スポーツディレクター)が、ドイツ『HR』で語った。

 フランクフルトは、来シーズンに向けたチームづくりが遅れている。2015-16シーズンのブンデスリーガ1部を16位で終えたため、2部3位のニュルンベルクと残留を懸けてプレーオフを戦っていたため、所属リーグが決まっていなかったからだ。

 しかし、プレーオフを制して1部残留が決まった今、フランクフルトは素早く新シーズンに向けた準備を始めた。その手始めに、長谷部の契約延長に動くようだ。

 ヒューブナーSDは、シーズン終盤にインパクトを残した長谷部について「サッカーの面において、疑問は何ひとつない」と話している。来月いっぱいで契約が満了となる長谷部だが、クラブからの信頼は厚い。

 それでも、2部降格の危機があったフランクフルトは、一部選手を手放すつもりだ。ヒューブナーSDは、数人の選手を放出すると明言。プレーオフで決勝点を決めたスイス代表FWハリス・セフェロビッチも、オファー次第で売却の可能性があるという。

 フランクフルトは、ヘリベルト・ブルッフハーゲンCEOが定年退職となるため、シュトゥットガルト元SDのフレディ・ボビッチ氏を幹部に迎えると報じられている。新体制で補強の方針が変わる可能性はあるが、長谷部については契約延長を目指す方向で考えが一致しているようだ。


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