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A組は名古屋に快勝神戸と試合のなかった大宮が決勝T決定!

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[5.25 ナビスコ杯A組第6節 神戸4-0名古屋 ノエスタ]

 ナビスコ杯は25日、第6節を行った。A組2位のヴィッセル神戸名古屋グランパスに4-0で快勝。勝ち点を13に伸ばし、試合のなかった同11の大宮アルディージャをかわして首位に浮上した。

 そして3位の湘南ベルマーレヴァンフォーレ甲府に0-1で敗れたことで、最終節を待たずに神戸と大宮の決勝トーナメント進出が決定した。神戸は3年連続、大宮は11年ぶりの決勝T進出を決めた。最終節は6月5日に行われ、決勝Tは8月31日より始まる。

 湘南の結果次第で決勝T進出を決める可能性があった神戸は、ほぼベストメンバーで勝利を掴みに行った。ただまず輝きを見せたのは、下部組織から今季昇格したばかりの18歳ルーキーMF中坂勇哉だった。前半10分、FWレアンドロのロングパスで右サイドの裏を取ると、前に出たGK荻晃太より先に触るループシュートを蹴り込み、鮮やかな先制点を奪う。

 さらに神戸は前半19分、FWペドロ・ジュニオールのシュートのこぼれ球に詰めたFW渡邉千真が右足で押し込み、リードを確実に広げた。そして後半41分には右サイドでボールを持ったFW石津大介がMF田中英雄とのパス交換でエリア内に侵入。豪快にゴールネットを揺らす。同アディショナルタイムにはDF高橋峻希がドリブルで持ち込み、勝利を決める4点目を奪った。

 対する名古屋は無抵抗で神戸の決勝T進出を見送ることになった。後半4分にはMF磯村亮太、同34分にはDFオーマンが負傷交代するなど、攻撃的な戦術の変更もままならない。ならばとFW川又堅碁、そしてMF小屋松知哉、MF杉森考起ら若い攻撃陣が奮闘するが、同31分に川又がGKと1対1となった場面も決めきることが出来なかった。


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