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新潟と横浜FMの一戦はドロー…B組大混戦! 最終節残し決勝T進出チーム決まらず

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[5.25 ナビスコ杯B組第6節 新潟1-1横浜FM デンカS]

 アルビレックス新潟横浜F・マリノスの一戦は1-1で引き分けに終わった。これにより、首位・川崎Fから6位・福岡まで勝ち点2差となり、最終節を前にB組は大混戦となった。

 勝てば首位浮上の可能性もあるチーム同士の対戦は開始早々に動く。新潟は前半7分、右サイドでパスを受けたMF伊藤優汰が仕掛け、ゴールライン際から中央に突破。伊藤が送ったラストパスにニアでMF成岡翔が相手をひきつけ、中央のFW指宿洋史が右足で難なく流し込み、先制に成功した。

 1点ビハインドの横浜FMはMFマルティノスやFWカイケが果敢にゴールに迫るが前半のうちに追いつくことができない。前半11分、DF下平匠の浮き球パスに反応したマルティノスがPA内左の角度のないところから左足を振り抜くもGK川浪吾郎に弾き出される。同30分にはカイケが折り返したボールをMF仲川輝人が右足ボレーもゴール上に外れた。

 なかなかチャンスを作ることができない横浜FMは後半13分にDF栗原勇蔵とDFパク・ジョンスを投入する。追加点がほしい新潟も横浜FMの交代直後の安定しない守備を突き、同16分に指宿が右足ミドルを放つも右ポストを直撃。跳ね返りに反応したMFレオ・シルバの右足シュートも決めきることができなかった。

 横浜FMは後半24分にMF中島賢星を下げてMF遠藤渓太を投入。同27分には、右サイドでFKを獲得すると、キッカーのMF天野純がゴール前に放り込んだボールから混戦となり、最後は仲川が右足でゴール左隅に流し込み、1-1。試合を振り出しに戻すと、この勢いのままに相手ゴールに迫り続けた。

 新潟も後半37分にFW山崎亮平が鋭い切り返しからクロスを上げ、指宿がヘディングシュートも枠を捉えきれず。アディショナルタイム1分にもMF加藤大の落としから指宿がダイレクトシュートを放ったが枠に飛ばず、タイムアップ。お互いに勝ち点3を得て、決勝トーナメント進出に前進したかったが、1-1で勝ち点1を分け合う結果に終わった。

 以下、B組グループリーグ第6節終了時の順位表

1.川崎F(8)+4
2.仙台(8)+1
3.横浜FM(8)0
4.柏(7)+1
5.新潟(7)-4
6.福岡(6)0
7.鳥栖(3)-2

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