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鳥栖、終盤に追いつかれナビスコ杯敗退…6位・福岡はGL突破に望みつなぐ

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[5.25 ナビスコ杯B組第6節 福岡1-1鳥栖 レベスタ]

 アビスパ福岡サガン鳥栖による“九州ダービー”は1-1で引き分けに終わった。福岡は勝ち点6とし、最終節に決勝トーナメント進出の可能性を残したが、鳥栖は1試合を残して敗退が決定した。

 結果次第では敗退の可能性がある両チームは慎重な入りをみせ、均衡した状況が続く。福岡は前半42分に左サイドでFKを獲得すると、MF鈴木惇が入れたボールをニアでDF濱田水輝がヘッドで合わせ、ゴールネットを揺らす。しかし、オフサイドの判定でゴールは認められなかった。

 すると、鳥栖は前半44分、浮き球パスに反応したFW豊田陽平がMF冨安健洋にPA内で倒されて、PKを獲得。冨安はこの日2枚目の警告を受けて退場となった。このPKをエースのFW豊田陽平がしっかりゴール左隅に決め、先制して前半を終える。後半4分には右CKの流れから浮き球パスを豊田がバイシクルシュートでゴールネットを揺らしたが、追加点とはならなかった。

 流れを変えたい福岡は後半18分、20日の柏戦でJ初ゴールを決めたFW邦本宜裕を入れる。すると、1人少ない福岡が終盤に向けて厚みのある攻撃を展開する。そして迎えた後半40分、城後のリターンを受けたFW平井将生が右足ミドル。低い弾道のシュートがゴールネットに突き刺さり、同点に追いついた。試合はそのまま1-1で終了。福岡は首位・川崎Fと勝ち点2差とし、決勝トーナメント進出に望みを残した。

●ナビスコ杯2016特設ページ

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