アトレティコ・マドリーに所属するFWフェルナンド・トーレスがUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝を見据えた。トーレスのコメントをスペイン『マルカ』が伝えている。

　欧州CL決勝は今月28日に行われ、アトレティコはレアル・マドリーと対戦する。チェルシーからアトレティコへ戻り、プレーするトーレスは「アトレティコに戻ることがどういうリスクを伴うかはわかっていた」と言う。

「移籍しても僕のプレーが良くならない、そう思っていた人は多かった。だけどすべてがA・マドリーのために用意されていたんだ。僕もその一部になりたいと思った」

　育成時代も含めての1995年から2007年まで若き日を過ごしたアトレティコで、34歳になったトーレスが欧州CLのカップを掲げるチャンスが近づいてきた。

「このクラブの113年の歴史に新たなページを書き加える時がきた。このクラブで優勝するという子どもの頃からの夢を叶えたい。それが僕の考える全てさ」と微笑むFWは「過去はすべて自分を良くするために存在しているんだ」と話した。

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