バルセロナDFダニエウ・アウベスの代理人は移籍に向けてユベントスと接触したことを認めている。しかしながら、まだ合意には至っていないことも強調した。

　スペイン『カデナ・セール』は25日、D・アウベスがユベントス移籍で合意したことを報じた。同選手とのバルセロナの契約にはフリーで退団できる条項が盛り込まれており、イタリア王者がブラジル代表のSBを3年契約で獲得すると伝えられた。

　だが選手の元妻であり現在代理人を務めるジノーラ・サンタナ氏は、スペイン『マルカ』に対して合意したとの報道を否定した。

「合意したというのは事実ではないわ。ダニはどのクラブとも合意していない。今はブラジルにいて、代表でうまくやることだけを考えている」

「私はユベントスと会合を行った。でも、ユベントスだけではないの。トルコの2クラブ、イングランドの1クラブ、フランスの1クラブと接触したわ」

　ジノーラ氏は、具体的なオファーが届いていないことを明かしている。

「オファーは存在しない。だから評価する必要もない。もしオファーが届いたら、まずは私が吟味する。それが適切だと思えば、私からダニに伝えるという順番なのよ」

　移籍が決定したわけではないという代理人だが、フリーで退団できる条項があるのは本当なのだろうか。

「それは秘密にしなければいけないテーマだわ。そのディテールを明かすことはできないわね」

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