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ペップ超えを狙うアンチェロッティ、「最初の会見はドイツ語で」

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 新シーズンからバイエルンを率いるカルロ・アンチェロッティ氏は、周囲の要求が高いことを理解している。ドイツメディアに対するインタビューで、2015-16シーズンを「上回ることを目指さなければいけない」と話した。

 3シーズンにわたってバイエルンを指揮したジョゼップ・グアルディオラ監督は、チャンピオンズリーグこそ3年連続で準決勝敗退だったものの、ブンデスリーガ3連覇を含む7タイトルを獲得した。2015-16シーズンも国内2冠を達成している。

 そのグアルディオラ監督がマンチェスター・シティへ行き、後任にアンチェロッティ氏がやってくる。前任者の功績を考えると、要求が高くなるのは必然だ。

 ドイツ『スカイ』に対して、アンチェロッティ氏がこのように語った。

「大きな仕事が待っている。素晴らしかったこのシーズンを上回ることを試みなければいけないからね。私の哲学ややり方を採り入れたいが、多くを変えるつもりはない。チームはファンタスティックだ。バイエルンの戦力についてはとてもハッピーだよ」

「(15-16シーズンは)スーパーだった。だが、もちろん次のシーズンはさらにうまくやることが求められる。何が起こるか分からないが、良い仕事ができると確信しているよ」

 母国イタリアのほか、イングランド、フランス、スペインのビッグクラブを率いてきたアンチェロッティ氏。ブンデスリーガという新しい舞台も楽しみにしている。

「新しい国で暮らし、新しい経験を集めることができる。だから、バイエルンの監督になることを非常に楽しみにしているよ。今は毎日ドイツ語の勉強をしているんだ。時間があるからね。最初の会見はドイツ語で話すつもりだ」

 グアルディオラ監督は2013年、入団会見からドイツ語で臨み、現地メディアやファンに喜ばれた。アンチェロッティ氏は、前任者に負けていられないと考えているのかもしれない。

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