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長谷部の同僚が「非常に辛い」決断…ライナルツ、27歳で現役引退

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 フランクフルトは27日、MFステファン・ライナルツ(27)が現役引退を決断したことを発表した。キャリアを通じて苦しめられた数々の負傷が引退の理由だ。

 昨夏フランクフルトに加入したライナルツは、シーズン序盤からレギュラーとしてプレーしていたが、昨年11月末から戦列離脱を繰り返し、最終的にはブンデスリーガで15試合出場にとどまった。

 ライナルツはフランクフルトの公式ウェブサイトで、「サッカー選手としてのここ3年間を特徴づけたのは、極端に多くの負傷とそれによる失望感だった」とコメント。「その間、サッカー以外のアイデアに携わりつつ、同時に選手キャリアに限りがあることをたびたび思い知った」と振り返っている。

 まだ27歳という若さでキャリアに終止符を打つという「非常に辛い」決断に至ったのは、今シーズンのことだった。ライナルツは「この6か月間でも3回負傷し、これからも数年間、この道を歩み続けるのが正しいとは自信を持って言えない」と心境を告白。「だから、クラブ、同僚、そしてファンたちに対する責任として、この決断を下した」と説明した。

 ライナルツはレバークーゼンの下部組織出身。リーグ戦で通算163試合に出場し、チャンピオンズリーグでも15試合でプレーした。ドイツ代表では3キャップを記録している。

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