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[総体]小林V弾の愛工大名電とGK渕上ビッグセーブの中京大中京が白星発進:愛知決勝L

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 平成28年度全国高校総体「2016 情熱疾走 中国総体」サッカー競技(広島)愛知県予選は28日、4チームによる決勝リーグに突入。第1節2試合が行われた。

 新人戦覇者の名経大高蔵高と昨年の代表校である東海学園高を破って勝ち上がってきた愛工大名電高との一戦は、愛工大名電が1-0で勝った。愛工大名電は前半6分、MF磯部真の折り返しをMF小林誉大が右足ダイレクトで叩いて先制ゴール。その後も小林やMF小宮輝流中心に判断良くボールを動かす愛工大名電が試合を優勢に進める。一方の名経大高蔵も2年生MF牛尾颯太を起点に攻めると、後半はボールを握る時間を増やして押し返した。だが、最後まで集中力を切らさなかった愛工大名電は相手にシュートを打たせずに完封勝利。80分間勝利による勝ち点4を手にし、14年ぶりの全国大会出場へ前進した。

 4年連続の全国大会出場を狙う中京大中京高と5年ぶりの全国を目指す刈谷高との一戦は前半4分に右CKから中京大中京がMF天川力駆のヘディングシュートで先制する。その後もFW加藤弘也やMF{{梶原康平}中心にサイドを変えながらスピードのある攻撃を繰り出す中京大中京に対し、刈谷もポジショニング良くボールを受けるMF水野智大ら中盤3選手を起点に反撃。そして動き出し良くDF裏を突く10番FW田中亮輔が同点のチャンスを迎えるが、後半22分に得たPKを中京大中京GK渕上耀太に止められるなど追いつくことができない。それでも32分、刈谷は左CK後の混戦からDF藪谷歩武が左足で同点ゴール。だが中京大中京は1-1で突入したPK戦を5-3で制して勝ち点2を獲得した。

【愛知】
[決勝リーグ第1節](5月28日)
名経大高蔵高 0-1 愛工大名電高
刈谷高 1-1(PK3-5)中京大中京高

[写真]名経大高蔵vs愛工大名電
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【特設ページ】高校総体2016

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