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激闘ACLから中3日…「疲労残る」浦和、敵地で鳥栖とスコアレス

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[5.29 J1第1ステージ第14節 鳥栖0-0浦和 ベアスタ]

 浦和レッズは敵地でサガン鳥栖と対戦し、0-0で引き分けた。浦和はリーグ戦2試合連続のスコアレスドロー。勝ち点1を積み上げるにとどまり、勝ち点27で3位のままとなった。

 敵地で行ったAFCチャンピオンズリーグラウンド16の激闘から中3日。惜しくもPK戦で敗退が決まった試合だったが、優勝争いの真っ只中にいるリーグ戦に切り替えて、アウェーゲームに臨んだ。

 疲労が残る中でも浦和はポゼッションを高めて、鳥栖ゴールを目指した。しかしチャンスをなかなか作ることが出来ない。前半24分にはCKをMF遠藤航が頭で合わせる決定機を迎えたが、枠左に外れてしまう。スコアレスで折り返した後半には、21分にMF柏木陽介が右サイドを突破してクロス。決定機を迎えるが、MF白星東にライン上でかき出されてしまった。

 過密日程の中での勝ち点1。ただプラスに捕えれば、負けなかったことは大きい。消化試合が少ないことを考えれば、優位な状況にあると言ってもいい。「我々は水曜日にソウルで厳しいゲームをやったあとなので、難しい試合になることは分かっていた」と話したペトロヴィッチ監督は「そんな中で浦和の意地を見せてくれた。疲労が残る中でも試合をコントロールしていた。自分たちのサッカーを貫いてくれた」とイレブンの奮闘を称える。そして「今後も厳しい日程は待っているが、17節を終えた段階でトップに立てるのではないかと思う」と手ごたえも感じている様子だった。


●[J1]第1ステージ第14節 スコア速報

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