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G大阪FW宇佐美、5戦ノーゴールに「ホンマしょうもない…」

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[5.29 J1第1ステージ第14節 FC東京 1-0 G大阪 味スタ]

 ゴールから遠ざかっている。ガンバ大阪FW宇佐美貴史がリーグ戦で最後に得点を奪ったのは、約1か月前の4月24日に行われた第8節福岡戦。そして、FC東京戦でもネットを揺らすことができずに5試合連続ノーゴールとなった。

 前半のシュート数を1本に抑え込まれた宇佐美だったが、後半に入るとより積極的な姿勢を示してゴールを脅かした。後半9分には左サイドから中央に持ち出して、振りの速い右足シュートを放ったものの、ボールはわずかにゴール右へと外れてしまう。「イメージどおりだったけど、練習していかないと」と声を落とした。

 チームは好機を生み出しながらも得点を奪えずにいると、後半30分にFW前田遼一に決勝点を叩き込まれてしまった。「僕個人の決定機を含め、それ以外も決定機がある中で決め切れなかった。1失点して負けたことより、前が点を取れなかった責任の方が大きいと思う」と悔しさを滲ませる。

 5試合連続でのノーゴールに「ギリギリのところで決められていないので、ホンマしょうもないと思う。自分が決めていれば状況も変わっていたと思う」と話すと、「きっかけは自分自身で作っていかないといけない」と次戦以降でのゴール奪取を狙う。

(取材・文 折戸岳彦)
●[J1]第1ステージ第14節 スコア速報

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