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工藤が華麗な先制点! 松本が金沢との“北信越ダービー”制し4位浮上

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[5.29 J2第15節 金沢0-2松本 石川西部]

 北信越リーグ時代からしのぎを削ったツエーゲン金沢松本山雅FCとの北信越ダービーは2-0でJリーグの“先輩”松本が勝利した。

 2012シーズンからJ2を戦う松本は前半14分、FWウィリアンスとのワンツーで右サイド深くまでえぐったDF田中隼磨が折り返したボールをFW高崎寛之が落とし、MF工藤浩平がフェイントで相手DFをかわして左足を振り抜く。PA内右から放ったシュートがゴール右隅に決まり、松本が先制に成功した。

 13シーズンにJ3に参戦した金沢は前半、ほとんどチャンスを作ることができなかった。それでも後半に入ると、果敢に仕掛けてゴール前までボールを運ぶ場面を多く作った。後半7分、左クロスのこぼれ球に反応したDF太田康介が右足ダイレクトシュートも相手DFのブロックに阻まれる。同26分にはMF安柄俊が落としたボールをPA中央からFW山崎雅人が右足シュートもゴール上に外れた。

 後半攻めあぐねる場面も、したたかに追加点を狙っていた松本が終了間際に試合を決める一発を決める。同44分、途中出場のFW山本大貴が左サイドを突破し、そのままPA内左に侵入して左足シュート。角度はなかったが、鋭いシュートがゴールネットを揺らし、2-0で松本が勝利した。

 松本は今季2度目の2連勝とし、4試合負けなし(3勝1分)で4位に浮上した。一方の金沢は7日の第12節・山口戦で今季初勝利を挙げてから2勝1分と好調だったが、4試合ぶりの黒星を喫し、最下位脱出とはならなかった。

●[J1]第1ステージ第14節 スコア速報

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