ミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が、GKジャンルイジ・ドンナルンマの売却を完全否定した。8000万ユーロ(約100億円)でも手放すことはないという。

　ドンナルンマは今季、シニシャ・ミハイロビッチ前監督に抜擢され、わずか17歳でミランのトップチームデビューを果たした。GKディエゴ・ロペスからポジションを奪った現在18歳の守護神は、ミランとイタリアの将来を担うと期待されている。

　だが、それだけの逸材だけに、欧州のビッグクラブが注目するのも当然だ。大型オファーの噂も絶えないドンナルンマだが、ベルルスコーニ名誉会長はイタリア『テレロンバルディア』で次のように強調した。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「ドンナルンマは売却不可能だ。(リオネル・)メッシが2億ユーロ(約250億円)以上と言われ、我々のGKが8000万ユーロというのは、本当に浅はかだと思うね。ドンナルンマにオファーがあっても断るか? 絶対に断るよ」

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