ヘルタ・ベルリンMF細貝萌はトルコで2年目を迎えることになるのだろうか。ブルサスポルがレンタル中の細貝を完全移籍で獲得するかもしれないという。

　ヘルタと2017年まで契約を結んでいる細貝。ドイツ『キッカー』によると、今季細貝をレンタル獲得していたブルサスポルが完全移籍に向けて動き出している模様だ。

　ブルサスポルは細貝のレンタル移籍の際、今年6月末まで行使可能となる買い取りオプションを付けていた。それを行使するには、100万ユーロ程度の資金が必要とされるが、トルコのクラブはその額を引き下げての完全移籍を目論んでいるとされる。一方、細貝自身に対しては好条件の契約が提示されているといわれる。

　トルコからの関心が高まるなか、ドイツに復帰する可能性は低くなっているのかもしれない。以前、移籍が噂された恩師ヨス・ルフカイ監督が率いるシュツットガルトは、現時点で細貝獲得に興味を示していない。ルフカイ監督との再会に現実味はないと見られる。

　そういった状況で、細貝に関心を寄せているのは古巣の浦和レッズだ。細貝は一時プライベートを考慮したうえで日本への復帰を真剣に検討していることが伝えられた。しかし、今はブルサスポル完全移籍と浦和復帰という2つの選択肢が考えられるようだ。

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