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ポドルスキ、批判への怒り爆発 「僕はマスコットじゃない」

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 ガラタサライFWルーカス・ポドルスキは、自身への批判がフェアではないと感じているようだ。ドイツ代表での会見で、メディアの扱いについて不満を訴えた。

 ドイツ代表では127キャップを記録し、歴代3位となる47ゴールを誇るポドルスキだが、クラブではアーセナルからレンタルで加わったインテルで不振に終わった。

 現所属のガラタサライでようやく本来の姿を取り戻している様子のポドルスキだが、ドイツ国内では批判の声も少なくない。ヨアヒム・レーブ監督はEURO2016に向けたメンバーに含めたが、一部のメディアから「ポドルスキはマスコットだ」と皮肉られている。

 これに対し、ポドルスキは次のように述べた。ドイツサッカー連盟の公式ウェブサイトやドイツ複数メディアが伝えている。

「招集されるのが当然と思ったことはない。でも、ここで大事な役割を担っているとは信じている。僕がマスコットだと言うメディアがあるが、敬意を欠いている。僕はそういう批判に値しない」

「僕はそのためにここに来たのではない。僕には豊富な経験を持っている。大きな大会を戦うのは、これが7回目だ。だから、監督はピッチ内外で僕を頼りにすることができる」

 EUROに臨むとなったからには、目指すのは一つだ。

「目標はEUROを制することだ。それぞれが自分のことだけを考えてはいけない。ここにいられることを誇らしく思う。練習でベストを尽くし、プレーしたときはチャンスをつかみたい」

 ドイツ代表が世界王者となった2014年ワールドカップでは、グループステージ2試合の出場にとどまったポドルスキ。4日に31歳の誕生日を迎えるベテランは、7回目の大舞台でどれほどの活躍を見せられるだろうか。

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