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初の古巣対決となった藤田が奮闘も…鳥栖vs神戸はスコアレスドローに

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[6.22 J1第1ステージ第7節延期分 鳥栖0-0神戸]

 4月の熊本地震の影響で延期となったサガン鳥栖ヴィッセル神戸の一戦は0-0の引き分けに終わった。ホームの鳥栖は6試合白星なし(3分3敗)。神戸は4試合白星なし(2分2敗)となった。

 ホームの鳥栖は前半3分、右サイドで獲得したFKをキッカーのFW富山貴光がゴール前に入れるが、ファーサイドでDFキム・ミンヒョクが頭で合わせたボールは枠を外れる。同15分には自陣からMF鎌田大地がボールを運び、カウンターを仕掛けたが、PA右から富山が放った右足シュートはGKキム・スンギュの守備範囲に飛んでしまった。

 対する神戸は移籍後初の古巣対決に挑むMF藤田直之が牙をむく。前半9分、藤田のロングスローからDF北本久仁衛がヘディングシュート。GK林彰洋が弾いたボールをFW小林成豪が反転から左足ボレーもわずかに枠を捉えきれず。同37分にはMF三原雅俊がマイナスに折り返したボールをPA手前から藤田が左足ミドルもゴール左に外れた。

 さらに神戸はスコアレスで折り返した後半19分、藤田がFKからゴール前に入れたボールをMF渡邉千真が渾身のヘッド。しかし、これはGK林のファインセーブに阻まれた。一方の鳥栖もパスこそ回るものの、FW豊田陽平になかなかボールが収まらず、チャンスらしいチャンスを作ることができないまま時間だけが進んでいく。

 終盤には両エースに決定機が訪れた。後半45分、自陣でのインターセプトからFW早坂良太が絶妙なスルーパス。これが豊田につながり、GKと1対1の場面を作ったが、右足シュートはGKキム・スンギュの体に当たってしまう。直後に神戸もスルーパスでFWレアンドロが裏に抜け出したが、PA右から放った右足シュートは外側のサイドネットだった。

 鳥栖は後半アディショナルタイム4分にも右CKからキッカーのMF楠神順平が入れたアウトスイングのボールをDF谷口博之がヘッドもGKキム・スンギュに弾かれ、試合終了のホイッスル。0-0のスコアレスドローに終わり、勝ち点1を分け合う結果となった。

●[J1]第1ステージ第7節延期分 スコア速報

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