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新天地で再ブレイクのチチャリート、古巣での扱いに不満「出場機会があればスターになれた」

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 チャンスをもらえれば結果を出せる。今季はそれを自らの力で証明した。昨夏にレバークーゼンに加入したメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスは、今季のブンデスリーガで28試合に出場し、得点ランク4位の17ゴールを記録。公式戦26ゴールを挙げるなど、新天地で充実のシーズンを過ごした。

 チチャリートはマンチェスター・ユナイテッドに所属していた2013-14シーズン、それまでチームを率いていたアレックス・ファーガソン監督からデイビッド・モイーズ監督に代わったのキッカケに徐々に出場機会が減少。昨シーズンにはルイス・ファン・ハール監督から戦力外の扱いを受け、レアル・マドリーへレンタル移籍した。

 レアルではリーグ戦23試合に出場して7得点を挙げたが、買い取りオプションは行使されず、シーズン終了後にユナイテッドへ返却されると、移籍市場が閉まる直前にレバークーゼンへ完全移籍。再起を図った新天地で公式戦26ゴールを記録し、見事に息を吹き返した。

 スペイン『マルカ』によると、チチャリートは過去に所属したユナイテッドとレアルに対して不満を抱いているようだ。

「ユナイテッドやレアルで20試合連続で試合に出場することができていたら、スターになることだってできたかもしれない。誰にもそれは分からないけどね」

「ユナイテッドでは80試合で先発出場して65得点、レアルでは12試合に先発出場して9得点だ。レバークーゼンでの唯一の違いは、自分の価値を証明できるだけの時間が与えられたことだよ」と、古巣でも十分な出場機会があれば結果を残せたと主張している。

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