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讃岐がC大阪との死闘制し9戦ぶり白星! 後半ATに同点被弾もDF西が劇的決勝点

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[6.4 J2第16節 C大阪2-3讃岐 ヤンマー]

 カマタマーレ讃岐セレッソ大阪に3-2で勝利し、4月9日の第7節・岐阜戦以来、9試合ぶりの白星を飾った。一方のC大阪は3試合ぶりの黒星を喫した。

 前節・岡山戦で負傷したMFソウザに代わってMF扇原貴宏が今季初先発したC大阪は、前半2分にFW杉本健勇が強烈なシュートを放つなど積極的な入りを見せるとその勢いのままに先制点を挙げる。同10分、相手のパスをPA手前でカットしたFW柿谷曜一朗がジャンプで相手のスライディングをかわし、細かいタッチでシュートコースを作って右足一閃。ゴール左上に突き刺し、C大阪が柿谷の個人技で先制に成功した。

 1点ビハインドの讃岐は前半23分、ゴール正面でFKを獲得。キッカーのMF高木和正が左足で狙ったボールは壁の左を抜けて決まったかに見えたが、わずかにゴール左に外れ、前半のうちに同点とすることはできず。後半開始早々の4分にはPA右から高木が上げたクロスをMF永田亮太がダイビングヘッドで合わせたが、惜しくも左ポストに嫌われた。

 後半開始から一進一退の攻防が続く。後半22分、讃岐は右サイドからFW木島徹也がGKとDFの間のスペースにアーリークロスを上げる。これに反応したFW仲間隼斗がヘッドで合わせるも枠を捉えきれない。同24分にはC大阪にビッグチャンスが訪れるも、柿谷がGK清水健太との1対1を制することができず、追加点とはならなかった。

 すると、C大阪は後半26分、今季初先発の扇原が後方からDF西弘則を倒してしまい、この日2枚目の警告を受けて退場。ここから流れは一気に讃岐に傾いた。

 数的優位の讃岐は後半32分、西が右サイドで仕掛けて上げたクロスをファーサイドのMF馬場賢治が右足ボレーを叩き込み、1-1と試合を振り出しに戻す。さらに同35分、右CKから入れたボールは逆サイドまで流れたが、これを拾ったDF砂森和也がゴール前に放り込み、DF藤井航大がヘッドで合わせて2-1。讃岐が試合をひっくり返した。

 しかし、10人のC大阪は諦めない。後半アディショナルタイム2分、DF丸橋祐介が入れたボールを右サイドから斜めにゴール前に走り込んだDF松田陸が右足で合わせ、土壇場で試合を振り出しに戻した。しかし、讃岐も同アディショナルタイム4分に西が右足シュートをゴールネットに突き刺し、3-2。讃岐が西の1ゴール1アシストで9試合ぶりの白星を手にした。

●[J2]第16節 スコア速報

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