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清武獲得に近づくセビージャ、さらなる中盤の補強へ ベルギーの至宝も確保か

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 ハノーファーに所属する日本代表MF清武弘嗣獲得に近づいているセビージャだが、中盤の補強は清武だけにとどまらないかもしれない。スペイン『マルカ』が伝えている。

 セビージャはこの夏、MFエベル・バネガの退団が決定的となっている。これまで主力として活躍してきたバネガの穴を埋めるため、中盤の強化に主眼を置いているところだ。

 新たなプレーメーカーを欲しているセビージャ。清武への関心を強めたのも、そういう背景があった。クラブは2016-17シーズンに向け、アンデルレヒトMFデニス・プラートの獲得にも迫っているという。

 セビージャのモンチSD(スポーツディレクター)は先月行われたヨーロッパリーグ決勝のリヴァプール戦に選手の父親兼代理人であるヘルマン氏を招待していた。そこから話し合いを続け、今週中には22歳のベルギー人MF獲得交渉をまとめる意向だとされる。2017年夏までアンデルレヒトと契約を残しているプラートの移籍金は、1000万ユーロ以上になると見られている。

 さらに、セビージャは国内からの補強も検討している。来季から2部に降格するヘタフェの10番、MFパブロ・サラビアにも興味を抱いているとされる。サラビアには、バレンシアも食指を動かしており、獲得レースを制すれば一挙3選手を中盤に加えることになりそうだ。

 ヨーロッパリーグ3連覇中である名門への移籍に近づく清武だが、加入後には厳しいポジション争いが待ち受けているのだろうか。

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