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本田がミランとの契約延長報道に言及「僕サイドからのリークではない」

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[6.7 キリン杯決勝 日本1-2ボスニア・ヘルツェゴビナ 吹田S]

 日本代表FW本田圭佑(ミラン)が試合後、自身の契約延長報道に言及した。

 14年1月に3年半契約でミランに加入した本田は来年6月末まで契約を残しているが、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』はクラブ側が20年6月末までさらに3年、契約を延長する見込みと報道。この件について聞かれると、「僕サイドからのリークではない」としたうえで、「僕から言えるのは残り1年、契約が残っているということだけ」と述べた。

 ミランで背番号10を背負う本田だが、移籍1年目は14試合1得点、昨季は29試合6得点、そして今季は30試合で1得点と、満足いく成績を残せていない。チーム自体、昨季は10位、今季も7位と低迷。3シーズン連続で欧州カップ戦への出場権を獲得することができなかった。

「自分自身、クビにさせられる結果だと認識している。結果を残せなかった2年半と振り返っているし、自分の役割を果たせなかった。この結果なので、出ていく可能性もあるということ」。今回の報道に怪訝な表情を見せた本田はこの日、ミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が心不全のためミラノ市内の病院に搬送されたという一報を報道陣から伝え聞くと、「姿を現すときはいつも元気だったので」と驚いた様子だった。

(取材・文 西山紘平)

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