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ロシアサポーターがまた問題 発炎筒使用でさらなる処分の可能性

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 15日に行われたユーロ2016グループB第2節、ロシア対スロバキアの一戦で、スタンドのロシアサポーターが発火装置を使用した。UEFAからさらなる処分を科される可能性がある。

 ロシアはグループB第1節のイングランド戦でも、スタジアム内でのサポーターの暴力行為が問題視され、UEFAから罰金処分と執行猶予つきの失格処分を科された。次に問題が起きた場合に失格となる処分だ。

 イングランドと1-1と引き分けていたロシアはこの日、スロバキアに2点を先行される。だが80分、MFデニス・グルシャコフのゴールで1点を返すことに成功。すると、ロシアサポーターは発火装置を使用した。

 UEFAのスポークスマンは『Goal』の取材で、「(前回の)ロシアへの処分は暴動に関することだけであり、発炎筒については、報告があった場合、異なる規律問題となる」とコメント。発火装置の使用が失格処分につながることはないとの見解を示した。

 だが、UEFAの規則では発炎筒などのスタジアム内への持ち込みや使用は禁止されており、ロシアには何らかの処分が科される可能性がある。

 なお、ロシアは1-2と試合に敗れ、1分け1敗の勝ち点2とグループ最下位に位置している。21日のグループステージ最終節でウェールズと対戦する。

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