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ハノーファーGM、山口蛍のC大阪復帰希望を認める…日本人選手が3人からゼロに?

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 ハノーファーのマーティン・バーダーGMが、MF山口蛍から「セレッソ大阪復帰」への申し入れがあったことを認めた。ドイツ『キッカー』が報じている。

 2015-16シーズン、ハノーファーには山口を含め3人の日本人選手が在籍していた。だが主軸として戦ったMF清武弘嗣はセビージャに移籍。今月末にクラブとの契約が満了となるDF酒井宏樹も退団が濃厚とみられている。さらに今冬に加わったばかりの山口が新シーズンに同クラブでプレーする可能性も低くなりつつある。

 山口は今年1月に2019年までの契約でハノーファーに加入したが、3月末の日本代表戦で鼻骨骨折及び左眼窩底骨折と重傷を負い、日本でリハビリを続けていた。長期の離脱を余儀なくされていたため、新天地に加わってからの半年間で、リーグ戦への出場は6試合にとどまった。

 バーダーGMは「C大阪に復帰する方向に話が進みつつあるが、クラブ間合意が必要だから、今は待っている状況だ」とすでにC大阪と交渉に入っていることも認めている。

 ハノーファーは山口獲得に際し、契約解除金の設定額とみられる100万ユーロ(約1億2000万円)をC大阪に支払っており、今回の交渉ではそれを上回る金額を求めているという。

 また『キッカー』では、山口がわずか半年で古巣への復帰を望んでいることに関して、辛口な意見も記された。(昆虫の)“ホタル”の意味を説明したうえで、寿命が短い「カゲロウを思わせる」と厳しい言葉が向けられた。

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