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7年ぶりの対戦は両チームともに譲らず…点取り屋共演でドロー決着

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[6.19 J2第19節 清水 1-1 千葉 アイスタ]

 J2は19日、第19節を開催し、IAIスタジアム日本平では4戦無敗の清水エスパルスと8戦無敗のジェフユナイテッド千葉がリーグ戦では09年以来、7年ぶりに対戦。前半に1点ずつを奪い合った試合は、後半はスコアが動かずに1-1のドローに終わった。

 序盤から両チームともに積極的な姿勢を示し、シュートまで持ち込む場面を創出する。しかし、前半2分にMF長澤和輝がミドルレンジから狙ったシュートは枠を捉え切れず、同3分にはMF白崎凌兵が右足から枠を捉えるシュートを放つがGK佐藤優也の横っ飛びのセーブに遭うなど先制点を奪うには至らない。

 すると、前半17分にホームの清水が先制に成功する。ゴール前で白崎が倒されてFKを得ると、キッカーを務めたFW鄭大世が狙いすました直接FKを蹴り出す。鋭く落ちたボールはクロスバーをかすめると、そのままゴールマウスへと収まってスコアを1-0とした。

 しかし、すぐさまアウェーの千葉が試合を振り出しに戻す。前半21分、MF山本真希が送った縦パスをMF町田也真人が粘ってFWオナイウ阿道につなぐと、ボールを受けたオナイウがゴール前まで持ち込んで左足の鋭いシュートを突き刺し、同点に追い付いた。

 1-1のまま後半を迎えると、清水が主導権を握って試合を進める。しかし、後半23分にFW北川航也が右サイドから送ったクロスを鄭大世が合わせたヘディングシュートが佐藤優に弾き出されるなど、千葉の体を張った守備を崩し切れない。その後は両チームともにゴールを脅かす場面を作り出したが最後までゴールは生まれず、1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。


●[J2]第19節1日目 スコア速報

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